まだ見みぬ 明日あしたも
愛あいせるかな いつの日ひにか
想おもい出でに変かわるかな

穏おだやかな 昨日きのうまでの
いつもの日々ひびをポケットに詰つめ込こんで
奇麗きれいだったオレンジの空そらが
蒼あおに変かわる 旅立たびだちの合図あいず

多おおすぎる荷物置にもつおいて
必要ひつようなのはやわらかな君きみの笑顔えがおだけ

ホントの答こたえは ここにはないよ
分わかってる 少すこしだけ見みえたの
いたずらに微笑ほほえむ
君きみといれば 怖こわくないよ
遠とおい遠とおい明日あしただって

あてどなく 廻まわり続つづけた
視線しせんの行方ゆくえ 今いまはもう定さだまって
錆さびび付ついた重おもい雲間くもまから
差さした光ひかり 地図ちずになっていく

どんな回まわり道みちだって
受うけ止とめるよ 宝物たからものだと気きづけたから

ホントの答こたえは そこにあるはず
暗くらい先さきに 少すこしだけ見みえたの
独ひとりじゃ 掴つかめない
君きみといれば 近ちかづけるよ
遠とおい遠とおい場所ばしょだって

繰くり返かえし聞きこえる声こえ
懐なつかしく響ひびくけれどまた夜よるが明あける

眩まぶしい未来みらいに 願ねがい託たくすよ
涙なみだは 荷物にもつとお留守番るすばん
まだ見みぬ 明日あしたも
愛あいせるはず いつの日ひにか
想おもい出でに変かえてくの