境界線一歩前きょうかいせんいっぽまえで自問自答じもんじとうをサイコロで占うらなう
最高さいこうなカーニバルは、未然みぜん 事前じぜんさえ無ないあまりに 僕ぼくは気きづけない

うだるような日差ひざしには魔法まほうというには粗末そまつな過あやまちを生うむ謎なぞがある
イカサマが通つうじるなら 時間じかんなんて通とおり越こして 何度なんどもやり直なおして
「この夏なつはどこで途切とぎれるの?」なんて 君きみが話はなす

さよなら この記憶きおくだけはそう消けさないように
心こころへかくれんぼ
もういいかい 世界せかいの仕組しくみが ほら壊こわれ始はじめる
待まつだけじゃ損そんだよなあ
溢あふれた願ねがいから飛とんでいくようだ 時間じかんの向むこうへ

遠とおすぎた心こころ 届とどかなくて霧隠きりがくれ
近ちかすぎてアンバランス 立たち行いかなくなってリプレイ
ランブリングの乱気流らんきりゅう 今いまどこ?わからぬまま
それでも、君きみまで進すすめ

穿うがつような夕立ゆうだちには非常ひじょうな程ほどにリアルな悲かなしみがよく似合にあうようだ
君きみがどっか行いっちゃうなら 世界せかいなんて敵てきにして 理屈りくつから裏返うらがえす
あの夏なつに置おき去ざりにした想おもいは どこへ続つづく?

さよなら 巡めぐり行ゆく結末けつまつは歪ゆがんだ蜃気楼しんきろう
余あまりにも無情むじょうなエンディングロール 君きみがこの世界せかいから切きり離はなされて
最後さいごの旅たびに出でる
さよなら この記憶きおくだけはもう消けさないように
未来みらいにかくれんぼ
もういいかい まだだよと言いわれても止とめられないから
君きみにたどり着つくまで
明日あしたへ行いく 夏なつの魔法まほうは、もう無ない 鼓動こどうの向むこうへ

境界線一歩前きょうかいせんいっぽまえで自問自答じもんじとうをサイコロで占うらなう
眼前がんぜんに偽いつわりも無ない途方とほうも無ない道みちが続つづく それでも