よく晴はれた旅立たびだちの日ひ 着慣きなれた服ふくに手てを通とおし
軽かろやかな足あしで家いえを出でる ほんの少すこし涙なみだが出でた

悲かなしい日ひも雨あめが降ふる日ひも 笑顔えがおでいれたのは
あなたという大おおきな愛あいに 包つつまれていたから

いつもいつも支ささえてくれた 「ありがとう」言いい足たりないよ
無器用ぶきようなあなたから届とどいた たった5文字もじの
「おめでとう」

少すこしずつ大人おとなになって あなたの手てを離はなれていった
一人ひとりで歩あるいていけるなんて 強つよがった時ときもあったよね

照てれくさくて素直すなおになれず 言いえない言葉ことばがある
困こまった時ときごまかすクセは あなたゆずりだから

いつもいつも支ささえてくれた 「ありがとう」言いい足たりないよ
無器用ぶきようなあなたから届とどいた たった5文字もじの
「おめでとう」

いつもいつも支ささえてくれた こころから 今伝いまつたえたい
無器用ぶきような私わたしからあなたへ 贈おくる5文字もじの「ありがとう」

大好だいすきな人ひとに 「ありがとう」