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きっとあなたが不安ふあんになったとき
きっとだれかは何食なにくわぬかおして
そっとしあなたの頭上ずじょう
不器用ぶきよう仕草しぐさ安心あんしんおぼえて

だけど だけど
その「だれか」はぼくのことじゃなくて
残念ざんねんながら
その「だれか」になる予兆よちょうすらえないんだ

気付きづけないや
りないもの
けないもの
すべてが不安要素ふあんようそ
どれだけいたら出来できるのかな
ひとれたいほど心珠しんじゅ

一瞬誰いっしゅんだれかってかんなかったよ」
そんな変化へんかぼくのぞんでいて
えなくていいことまでえちゃうぼく
それだけあなたをかんえてるってこと

こえすこえたり
いつもとちが事唱こととなえたり
たりばったり 無頓着むとんちゃくところ
でもなんかいまとても
わろうとする事全ことすべてに
「あなたのため」をわけにしてるがした

だけど だけど
その「だれか」にぼく嫉妬しっとして
うらかえせば
その「だれか」にぼくはなりたいんだろう
いたような
そんな情景夢見じょうけいゆめみ
傍観ぼうかんしてるぼく
なぜだかなみだあふれたんだ

気付きづけないや
ただしいこと
間違まちがうこと
すべてがわだかま
どれだけいたら出来できるのかな
ひといとしいほど心珠しんじゅ

きっとあなたのそばにいること
きっとつらくてしあわせなこと