手ての平ひらをひろげて 何なんとなく見みている
入いり組くんだしわが 行いき先さきなんだろうか?
ノートをひろげて 未来みらいって字じを書かいた
びっくりするぐらいに 頼たよりなく見みえた

寝息ねいきをたててる 君きみの横よこっ腹ぱらが
膨ふくらんで縮ちぢんで 繰くり返かえしている

にじむ にじむ ぼんやり にじむ
にじむ にじむ 明日あしたが にじむ

僕ぼくらが立たっている この場所ばしょはもろくて
あっけなく壊こわれる あっけなく消きえる
僕ぼくらが暮くらしている この星ほしはもろくて
あふれる涙なみだが 今日きょうも支ささえている

悲かなしい出来事できごとや 憎にくしみは消きえない
笑わらいじわの奥おくに 刻きざまれていく

にじむ にじむ じんわり にじむ
にじむ にじむ 心こころが にじむ

夜明よあけ前まえの2人ふたりへ 枯かれるまで歌うたえよ
幕まくは下おろさない 舞台ぶたいは続つづく
スポットライトを照てらせ それぞれの道みちへ

にじむ にじむ じんわり にじむ
にじむ にじむ 世界せかいが にじむ

にじんで にじんで たくさん にじんで
にじんで にじんで 虹にじの橋はしになれ