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のあたる ベンチで かぜかれながら
昨日きのうより はるめいた ときかんじてる
あのから あなたに季節きせつめぐらない
こんなるなんて おもいもしないよ

早咲はやざきのさくらうたってるみたいね
我慢がまんしたなみだこぼれて
微笑ほほえわたしがいた

ゆっくり めてこう
あなたのいない この景色けしき
ひとりでたのしめるように
やさしいかぜかれて

いつまでも いてちゃ いけないとおもうと
このむねけて またくるしくなる

さむ季節越きせつこえて ほころぶはなたちが
おもいきりいてごらん」と
ささやく がしたよ

いくつものなみだのあとで
しあわせだよ」ってつたえたい
かけがえない おもたちが
かなしみにまらぬように

ゆっくり めてこう
あなたのいない この景色けしき
ひとりでたのしめるように
やさしいかぜかれて

あたらしい明日あしたのために