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やけにんだそらあお まれそうに綺麗きれい
いきをするのもためらう 4がつ あのおも

ほこりまみれの戸棚とだな一番右いちばんみぎ
あのとしらずに ぼくかおつめて

ゆらり ゆらり ふわり

かぜにおかみにおめた 写真しゃしんには ひかり
反射はんしゃして いて けば あおさくら
らないで そのままで えないで つないだ するり
もどれない もどらない 見上みあげれば あおさくら

なにらない陰二かげふたこずえからちるしずく
波紋はもん徐々じょじょひろがり やがてかげらした
つかんだはずの世界せかいは とてもせまいものでした
わりがあるとらずに ゆめていたはる

ゆらり ゆらり ふわり

かぜいろ かみいろ んだ 視界しかいには ひかり
いかけて つまづいて それでもね なにもないや
いつものそらが いつもより やけにしずかでけそうだよ
いつまでも いつまでも いつまでも あおさくら

ゆらり ゆらり ふわり