白しろく冷つめたい霧きりの中なかを
深ふかく重おもたい闇やみの中なかを
この手てからすり抜ぬけていく
音おとのない鼓動こどうと
求もとめ続つづけたぬくもり

扉とびらを開あければ そこには君きみの笑顔えがお
ひとりでそんな日々ひびを 終おわらせてしまったよ

さみしさに気付きづくほど
ただその声こえ 聴ききたくて

戻もどれない 進すすめないよ
二人ふたりの時間じかんを
心こころを今いまは忘わすれたい
君きみのために
それだけでいいんだ

僕ぼくを 君きみを 苦くるしめる全すべてのものを
無なくせる事ことは決けっして 無ないのかもしれないね

薄うすれてゆく絆きずなでは
この痛いたみを許ゆるせない

戻もどりたい 進すすみたいよ
二人ふたりの時間じかんに
心こころを今いまは忘わすれたい
君きみのために
それだけでいいんだ

戻もどりたい 進すすみたいよ
道みちがあるのなら
今いままでくれた優やさしさで
生いきて行いける
きっとそこからは…
戻もどれない 進すすめないよ
君きみとの時間じかんを
心こころを今いまは忘わすれたい
君きみのために
それだけでいいんだ