私わたしの名前なまえは小ちいさな雨あめと書かく
しがない猫ねこです 少すこしデブなんです
灰色はいいろの光ひかる毛皮けがわ 瞳ひとみは深ふかい緑みどり

春はるの日ひだった あたたかい雨あめが 降ふっていた
抱だき上あげられたら 懐なつかしい匂においがしたからミャーって鳴ないた
運命うんめいの瞬間しゅんかん

彼女かのじょの名前なまえは今日きょうの子供こどもと書かく
しがない女おんなです 独ひとり者ものなんです
二人ふたりの暮くらしは実じつに 慎つつましい秩序ちつじょと愛情あいじょう

昨日きのうが去さって 今日きょうが生うまれたよ 今日きょうが去さって
明日あしたがくるんだよ ずっとずっと 明日あしたを待まとうね ふたりきり
永遠えいえんの瞬間しゅんかん

ララララララ おはよう おやすみ
ララララララ いつか さよなら

昨日きのうが去さって 今日きょうが生うまれたよ 今日きょうが去さって
明日あしたがくるんだよ そっとそっと 明日あしたを待まとうね ふたりきり
永遠えいえんの明日あした