文字サイズ
よみがな
ふと目覚めざめてかんじる、きみ寝息ねいき
あたたかさが、こころおくへしみわたってく。

その矢先やさき
ひかりよるを、、こわはじめる。

気品きひんちたくら部屋へやに、
いろくわわり、

現実げんじつおそいかかる。

るな。

やっとにしたぬくもりを、
もう手放てばなさなくてはけないのか?

うしなうくらいなら、
いっそ、りたくなかった。

最後さいごにもう一度いちどめようとすると、
きみは、もういない。

のこるのは、かすかなつきかおりだけ。

こののぞみ、何処どこにぶつければいい。
このなみだ何処どこおととせばい?

こののろい、だれければい!