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ミケランジェロでさえ描えがけなかった、美うつしき輪郭りんかくに
ゆっくりと指先ゆびさきを這はわせ、血ちの流ながれを感かんじる。
地鳴じなりのような衝動しょうどうが、僕ぼくを悪魔あくまに変かえ、
噛かみ付つく首筋くびすじは、快楽かいらくの香かおり。
流ながれ落おちる汗あせが、熱あつい体からだをさらに結むすび、
恥はじらうように伏ふせる君きみの視線しせんが、僕ぼくをさらに加速かそくさせる。
抑おさえ切きれなくなった声こえが、叫さけびとなり、擦すれ、、
君きみの全すべてが僕ぼくを包つつみ、
僕ぼくの全すべてが君きみを満みたす。
生いきている。
僕ぼくは生いきている。
もしこれが夢ゆめならば、
このままずっと、夢ゆめでかまわない。
ゆっくりと指先ゆびさきを這はわせ、血ちの流ながれを感かんじる。
地鳴じなりのような衝動しょうどうが、僕ぼくを悪魔あくまに変かえ、
噛かみ付つく首筋くびすじは、快楽かいらくの香かおり。
流ながれ落おちる汗あせが、熱あつい体からだをさらに結むすび、
恥はじらうように伏ふせる君きみの視線しせんが、僕ぼくをさらに加速かそくさせる。
抑おさえ切きれなくなった声こえが、叫さけびとなり、擦すれ、、
君きみの全すべてが僕ぼくを包つつみ、
僕ぼくの全すべてが君きみを満みたす。
生いきている。
僕ぼくは生いきている。
もしこれが夢ゆめならば、
このままずっと、夢ゆめでかまわない。