悪わるい夢ゆめ 見みた朝あさは
すぐ僕ぼくに話はなしてよ
ほつれてる 糸いとの端はし
つまんでほどいてあげるから

君きみにかかった魔法まほうを解とくカギ
ずっと知しってた気きがするんだ

運命うんめいよりも近ちかくて
奇跡きせきよりも確たしかな
名前なまえのない そんな想おもいが
僕ぼくらをつないでる
誰だれよりそばにいるから
これだけは忘わすれないで
小ちいさな痛いたみさえ
分わけ合あうことが僕ぼくの願ねがい

新あたらしい風かぜが吹ふき
君きみの髪かみ なでていく
ときめきとためらいに
ほんとは少すこし揺ゆれてるんだね

たとえばこの胸むねに窓まどがあれば
すぐに開あけて見みせたいくらいさ

決けっして手てには取とれなくて
でも何なにより確たしかな
名前なまえのない そんな想おもいが
僕ぼくらを包つつんでる
言葉ことばにしてしまうより
僕ぼくにできることはただ
隣となりを いつまでも
同おなじ歩幅ほはばで歩あるいていくこと

ほら不意ふいに今いま こぼれ出だす
生うまれたままの笑顔えがお
そんな瞬間しゅんかんで埋うめつくそう
君きみと僕ぼくの明日あしたを

運命うんめいよりも近ちかくて
奇跡きせきよりも確たしかな
名前なまえのない そんな想おもいが
僕ぼくらをつないでる
誰だれよりそばにいるから
これだけは忘わすれないで
小ちいさな痛いたみさえ
分わけ合あうことが僕ぼくの願ねがい

小ちいさな痛いたみさえ
分わけ合あうことが僕ぼくの願ねがい