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たせぬまま きみってった
つちかえはなびらのよう
のぞむもの そろえれぬぼく
まよわずおいて まぶしいまま

可憐かれんなステイタス あふれるほどのキャリア
とれた ひとみはいま しなやかにさびしい

そそ日差ひざくろかさしたきみ
その笑顔遮断えがおしゃだんしながら 涙溜なみだたんでゆく
盲目もうもくこい 妥協だきょうしてもあいするような
そんな本当ほんとうしあわきみかんじさせてあげれずに

愛想あいそをまき 強気つよきなフリしても
繊細せんさいすぎる 母性ぼせいいとおしい

こんなにくれたもの かたちなき砥石といしのよう
あいするよろこび」 わたせなかった事実じじつ

かたおな明日あしたつめてゆく
おそれもなく 孤独こどくもない ひだまりの世界せかい
いつからか そのこころ日陰ひかげにしまいこんだ
あわいのりに づいてたのに ぼくかなえれなかった

ごめんと何度なんどれたそらかえしても
もどれない もうもどれない 反射はんしゃするだけの儀式ぎしき
盲目もうもくこい 妥協だきょうしてもあいするような
そんな本当ほんとうしあわきみかんじさせてあげれずに