風かぜに溶とけ出だした 光ひかりの泡あわ 銀色ぎんいろに輝かがやいて 街まちを包つつんだ
あなたに見みせたい景色けしきがある けやき道みち 杜もりの都みやこ 透明とうめいな朝あさとか

見みえない明日あしたを 信しんじられるか 確たしかめるように 足音あしあとを響ひびかせて

そうさ僕ぼくら
この風かぜを集あつめて生いきてゆこう
君きみが感かんじたまま 迷まよわず飛とび乗のろう
冷つめたい涙なみだに飲のまれぬよう
忘わすれなくていいんだよ 抱だいてゆけばいいんだよ
今いま つなげ 希望きぼうのバトン

鋭するどい北風きたかぜに 頬ほほぶたれて 臆病振おくびょうふり払はらいながら 僕ぼくは走はしるから
あなたに必かならず届とどけるから
何度なんどつまずいたっていい 希望きぼうは無駄むだじゃない

沈しずむ夕日ゆうひを 一人ひとりで見みてた 宮城野みやぎのの丘おか 明日あしたを変かえてみよう

そうさ僕ぼくら
この風かぜを集あつめて生いきてゆこう
君きみが感かんじたまま 迷まよわず飛とび乗のろう
守まもるべきものが僕ぼくらにある
消きえたりしないから 輝かがやいて欲ほしいから
今いま つなげ 希望きぼうのバトン

だいだいの花はなびらが 風かぜに揺ゆれてる
希望きぼうに色いろがあるのなら きっとこんな色いろだ

見みえない明日あしたを 信しんじていよう 確たしかめるように 足音あしおとを響ひびかせて

そうさ僕ぼくら
この風かぜを集あつめて生いきてゆこう
君きみが感かんじたまま 迷まよわず飛とび乗のろう
冷つめたい涙なみだに飲のまれぬよう
忘わすれなくていいんだよ 抱だいてゆけばいいんだよ
今いま つなげ 希望きぼうのバトン