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例たとえばそれは すれ違ちがうアリのように
上うえから見みていちゃ 何なんでもない出会であいで
そこに花はなを添そえてくれた
あの日ひの青空あおぞらは
僕ぼくにとって宝物たからものになったよ
例たとえばそれは掬すくい出だされた金魚きんぎょ
狭せまい水槽すいそうで同おなじ空気くうきで息いきした
どんな形かたちにして返かえそう
伝つたえたい思おもいは
言葉ことばにしたってこぼれていくよ
世界中せかいじゅうに咲さいた 花はなをこの胸むねに集あつめたら
あなたに届とどけたい気持きもちに少すこしは足たりるかな
切きり取とった思おもい出では今いまも胸むねの奥おくで
綴つづられた絵日記えにっきのように
重かさなっていく
手てを繋つないだ道みち 見上みあげた空そらの色いろ
全すべてを覚おぼえていられないのは寂さびしい
丸まるくなった背中見せなかみてた
色褪いろあせたページは
読よめなくたって宝物たからもののままだよ
生いきている不思議ふしぎと
いつか終おわりがくる不思議ふしぎは
十数年じゅうすうねんたってもずっと
解とけないままだったけど
歩あるいてきた道みちで出会であった温ぬくもりに
言葉ことばにできない答こたえを
僕ぼくはもらっていた
雨あめの朝あさも 沈しずむ夕焼ゆうやけも
与あたえられたら 受うけとめよう
掬すくった思おもい出でが 指ゆびをこぼれ落おちても
そこに残のこる花はなびら
大切たいせつにしまって行いける
世界中せかいじゅうに咲さいた 花はなをこの胸むねに抱だきしめて
あなたに話はなしたい言葉ことばの代かわりに届とどけよう
記憶きおくと呼よぶ場所ばしょであなたが振ふり向むけば
今いまを生いきることの確たしかさに気きがつく
心こころを込こめこの場所ばしょから
花はなを贈おくろう
愛あいを渡わたそう
上うえから見みていちゃ 何なんでもない出会であいで
そこに花はなを添そえてくれた
あの日ひの青空あおぞらは
僕ぼくにとって宝物たからものになったよ
例たとえばそれは掬すくい出だされた金魚きんぎょ
狭せまい水槽すいそうで同おなじ空気くうきで息いきした
どんな形かたちにして返かえそう
伝つたえたい思おもいは
言葉ことばにしたってこぼれていくよ
世界中せかいじゅうに咲さいた 花はなをこの胸むねに集あつめたら
あなたに届とどけたい気持きもちに少すこしは足たりるかな
切きり取とった思おもい出では今いまも胸むねの奥おくで
綴つづられた絵日記えにっきのように
重かさなっていく
手てを繋つないだ道みち 見上みあげた空そらの色いろ
全すべてを覚おぼえていられないのは寂さびしい
丸まるくなった背中見せなかみてた
色褪いろあせたページは
読よめなくたって宝物たからもののままだよ
生いきている不思議ふしぎと
いつか終おわりがくる不思議ふしぎは
十数年じゅうすうねんたってもずっと
解とけないままだったけど
歩あるいてきた道みちで出会であった温ぬくもりに
言葉ことばにできない答こたえを
僕ぼくはもらっていた
雨あめの朝あさも 沈しずむ夕焼ゆうやけも
与あたえられたら 受うけとめよう
掬すくった思おもい出でが 指ゆびをこぼれ落おちても
そこに残のこる花はなびら
大切たいせつにしまって行いける
世界中せかいじゅうに咲さいた 花はなをこの胸むねに抱だきしめて
あなたに話はなしたい言葉ことばの代かわりに届とどけよう
記憶きおくと呼よぶ場所ばしょであなたが振ふり向むけば
今いまを生いきることの確たしかさに気きがつく
心こころを込こめこの場所ばしょから
花はなを贈おくろう
愛あいを渡わたそう