逢あいたい 愛あいしてくれた一人一人ひとりひとりに
逢あいたい 今伝いまつたえたい 僕ぼくも愛あいしていました
逢あいたい セピアに霞かすむ写真しゃしんのひとつでも
逢あいたい 木枯こがらし荒すさぶ寒さむい夜よるの夢ゆめででも

僕ぼくはまだやることがあるから、先さきに行いって待まっててね
すぐに行いくから

君きみにあえたら、君きみにあえたら 何なにもいらない もう何なにも…
君きみにあえたら、君きみにあえたら 何なにもいらない もう何なにも…

逢あいたい 小ちいさな猫ねこに生うまれ変かわっても
逢あいたい 柳やなぎの下したのオバケの姿すがたでも

時ときが過すぎもう上手うまく動うごけない 君きみと暮くらしたこの部屋へやは
独ひとりじゃ広ひろいね

君きみのかわりは、君きみのかわりは、どこにもいない いなかった…
君きみのかわりは、君きみのかわりは、どこにもいない いなかった…

共ともに肩かたを叩たたき時ときを超こえ 胸むねに懐なつかしい春はるの風かぜ
愛あいの為ために夢ゆめの為ために 夢中むちゅうで生いきた事忘ことわすれはしない

君きみにあえたら、君きみにあえたら 何なにもいらない もう何なにも…
君きみにあえたら、君きみにあえたら 何なにもいらない もう何なにも…

涙なみだひとつ見みせず大おおきな悲かなしみ乗のり越こえたあの人ひとに
『僕ぼくは夢ゆめがある』と旅立たびだちもう二度にどと帰かえらないあの人ひとに
キツイ仕事しごとそれでも毎日毎日戦まいにちまいにちたたかってるあの人ひとに
泣なき止やまない子供こどもをあやしながら空そらを見上みあげていたあの人ひとに
安やすいウィスキー 煽あおりながら深ふかいため息いきついてたあの人ひとに
いつまでもいつまでも娘むすめの帰かえりを待まってるあの人ひとに
あなたを産うんでくれたかけがえのない優やさしい笑顔えがおのあの人ひとに
あなたの誕生たんじょうを誰だれよりも誰だれよりも誰だれよりも喜よろこんだあの人ひとに

そして伝つたえたい ありがとう
今伝いまつたえたい 僕ぼくも愛あいしています