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つよげよう そうさ今度こんどこそは
だけどぼくのぞんだわけじゃない
ちぎれていくよ そら入道雲にゅうどうぐも
だけど最後さいごくらいはせめて笑顔見えがおみせよう

こんなわりが てしまうなんて
ときめられるのなら
あのくちびるかさねていた季節きせついまどこに?

こころがあなたのひとみのこされたままで
なつとおぎてく さよならの言葉言ことばいえないよ

あいはいつもうまくあつかえず
ふか傷跡残きずあとのこっていく
とおあめとまたすれちがって
きぬれたこのかおかくして ほらわらおう

これから二人ふたり恋人こいびとじゃなく
ただの友達ともだちでもない
とき逆戻さかもどあさめても ひとりっきり

こころがあなたの姿すがたいかけているままで
なつとおぎてく さよならの言葉言ことばいえないよ

二人ふたりつめていた景色けしきにもうだれもいない
とおくにしず夕日ゆうひ かげび そっとえる

もうもどれないのに

いたくて せつなくて このむねいたみ まだ彷徨さまようけど
なつとおりすぎてく さよならの言葉ことば えないよ