文字サイズ
よみがな
どれだけきずつきなみだしても そう自分じぶんえらんだこのみち
花咲はなさ季節きせつ予感よかんむねあるいていく

平然へいぜんよそお日々ひびも ただ漠然ばくぜんめぐ月日つきひ
うんざりだ やみじた みみふさいで いきをひそめた

さあいまこそ 身体からだじゅうをめぐ全部ぜんぶ感覚かんかくってしまえば
かなしみも 孤独こどくにくしみも なにかんじずに なにおそれずに
それはしあわせかな らくになれるのかな あなたは、 わたしは

ああ こんなにこころくるしいのは いま 自分じぶんきているあかしでしょう
本当ほんとう自分じぶんうたび いたむけど

めて あふして この感情かんじょうあばれるばかり
自分じぶんでは 制御せいぎょできないほど ふくれあがってく 怪物かいぶつみたいだ

だからこそ だれかをあいしたり だれかにあいされて どうにか安心あんしんして
ああそれでも疑心暗鬼ぎしんあんきなまま きずつききずつけて もう一度抱いちどだきしめて
すこしでもまっすぐすすんでゆけたらと ねがうのに ねがうのに

ああ こんなになみだがあふれるのは いま 自分じぶんきているあかしでしょう
本当ほんとう気持きもわすれないように くんだね

しろりつぶした くろこころ

てしなくつづとお未知みちを そう 自分じぶんえらんだ棘道いばらみち
花咲はなさ季節きせつ予感よかんむねあるつづければ
このいたみは こころまもために もう これ以上自分騙いじょうじぶんだまさぬように
本当ほんとう自分忘じぶんわすれぬためみちしるべ