完全かんぜん、煌きらびやかなデイズも 何不自由無なにふじゆうないライフも
何なにもかも全すべて消きえ失うせたら さあオマエはどうする?

いい加減かげんに笑わらえてくるだろ この先さきに何なにが起おここるのか
まだわからないって 思考停止しこうていしの戯ざれ言ごとか
そう期待きたいするほど 楽観らっかんは死しを招まねく

風かぜに流ながるる雲くも 揺ゆらぐ水面みなも
穏おだやかに生いきていたらトゲすら丸まるくなる

瞬間しゅんかん、パッと開ひらいた花はなが 突然枯とつぜんかれるように生いきたい
開ひらいた傷口きずぐち 閉とじたらまた薔薇ばらみたいに開ひらけ
忘わすれたくないアイロニー 流ながれ溶とけ出だすフィロソフィ
握にぎった手ての中なか 伸のびた爪つめが肌はだに食くい込こむ

優柔不断ゆうじゅうふだん この期ごに及およんで決断けつだんを下くだせないでいるのかい
お先真さきまっ暗くらって MOBどもに言いわれたとしても
どれが正解せいかいって 決きめられているわけでもない

奇跡きせきが起おこるのを待まつだけ待まって
何なにも起おきない時ときはいったい誰だれのせい?

断然だんぜん、終おわりを悟さとったとき そこから全すべて始はじまり
ようやく光ひかりが見みえるような そうでもないような
虚むなしい気持きもちなど 握にぎり潰つぶすくらいストロングマインド
そう何なにも無ないさ ここからただ這はい上あがるだけだ

舞台ぶたいは終おわらない 演目ショーはまだ続つづいている

暗転あんてん、全すべて見みえなくなって ようやく見みえてきたものが
こんなものだけじゃ報むくわれない はい、やり直なおし

パッと開ひらいた花はなが 突然枯とつぜんかれるように往いきたい
開ひらいた傷口きずぐち 閉とじたらまた薔薇ばらみたいに開ひらけ
姿消すがたけした太陽たいよう これから夜よるが始はじまる
素敵すてきな悪夢あくむを見みたいのなら さあこっちにおいで