- 文字サイズ
- よみがな
何なにも辛つらくない 少すこし疲つかれただけ
ずっと笑わらえるほど さほど強つよくない
音おとも無なく 降ふりしきる雨あめに 洗あらわれてゆく
逢あいたくて いつか旅立たびだった 姿すがたに
錆さび付ついた身体からだが 乾かわいた声こえで笑わらう 静しずかに
それは何なにかが壊こわれだす音おと
誰だれにも聞きこえない 誰だれにも届とどかない メッセージ
何なにも変かわることもなく巡めぐる 世界せかい
影かげを追おいかける いつも届とどかない
昇のぼる階段かいだんも ここで終おわりだね
足下あしもとに 暗くらい暗くらい夜よるが 広ひろがってゆく
踏ふみ出だせば 疲つかれたこの僕ぼくを 包つつみ込こむ
ひとりは鳥とりになった ひとりは眠ねむりついた 真夜中まよなか
同おなじ時代ときに生うまれてきたのに
遠とおくに見みえる地平線ちへいせん 昇のぼり始はじめる日ひが やさしく
堕おちる身体からだを 旅立たびだつ君きみを 照てらす
世界せかいのどこかでは 出会であうこともない 誰だれかの
命いのち、灯火ともしびが消きえていく
紅あかく染そまる土つちと 蒼あおくやさしい空そらは 繋つながる
少すこし 少すこしばかり 悲かなしいね ねえ?
ずっと笑わらえるほど さほど強つよくない
音おとも無なく 降ふりしきる雨あめに 洗あらわれてゆく
逢あいたくて いつか旅立たびだった 姿すがたに
錆さび付ついた身体からだが 乾かわいた声こえで笑わらう 静しずかに
それは何なにかが壊こわれだす音おと
誰だれにも聞きこえない 誰だれにも届とどかない メッセージ
何なにも変かわることもなく巡めぐる 世界せかい
影かげを追おいかける いつも届とどかない
昇のぼる階段かいだんも ここで終おわりだね
足下あしもとに 暗くらい暗くらい夜よるが 広ひろがってゆく
踏ふみ出だせば 疲つかれたこの僕ぼくを 包つつみ込こむ
ひとりは鳥とりになった ひとりは眠ねむりついた 真夜中まよなか
同おなじ時代ときに生うまれてきたのに
遠とおくに見みえる地平線ちへいせん 昇のぼり始はじめる日ひが やさしく
堕おちる身体からだを 旅立たびだつ君きみを 照てらす
世界せかいのどこかでは 出会であうこともない 誰だれかの
命いのち、灯火ともしびが消きえていく
紅あかく染そまる土つちと 蒼あおくやさしい空そらは 繋つながる
少すこし 少すこしばかり 悲かなしいね ねえ?