冬ふゆの風かぜが運はこんで来くる 人恋ひとこいしさで街まちが染そまってく
ねえ今年ことしは当あたり前まえのように ひとりで歩あるくけれど

待まち合あわせに遅おくれて来きた 背せの高たかいコートの襟えりを正ただして
この人ひとには私わたしがいなくちゃね、ダメだって思おもってた

あなたを忘わすれたなら 幸しあわせになれますか
白しろい息いきがぬくもりさがしてる
私わたしはどこに行いけばいいの

ただあなたに会あいたい 舞まい散ちる雪ゆきのように
想おもい出達でたちが 浮うかんで消きえる
今いまは あのサヨナラに サヨナラできない

誰だれを愛あいし どんなふうに愛あいされたかで 心こころはできてる
電車でんしゃの中なか ふと窓まどに映うつった 大人おとなすぎる横顔よこがお

誰だれかこんな私わたしを 抱だきしめてくれますか
信しんじられず終おわったあの恋こいが
今いま 何なによりも愛いとおしくて

ただあなたに会あいたい 舞まい散ちる雪ゆきのように
想おもい出達でたちが 浮うかんで消きえる
あの冬ふゆにサヨナラを
でもあなたに会あいたい 舞まい散ちる雪ゆきが降ふるたびに
忘わすれたくても 忘わすれられない
愛あいし合あった二人ふたり 色褪いろあせぬmemories

ただあなたに会あいたい 舞まい散ちる雪ゆきのように
想おもい出達でたちが 浮うかんで消きえる
あの冬ふゆにサヨナラを
でもあなたに会あいたい 舞まい散ちる雪ゆきが降ふるたびに
忘わすれたくても 忘わすれられない
愛あいし合あった二人ふたり 色褪いろあせぬmemories