何度なんども何度なんども繋つないだ手てが
いつまでも輝かがやけばいいな
何度なんども何度なんども見上みあげた背中せなかはもう
前まえを向むいたまま

何度なんども何度なんども繋つないだ手てが
いつまでも輝かがやけばいいな
何度なんども何度なんども掴つかんだ背中せなかはもう
前まえを向むいたまま

生うまれ変かわりがあるのなら
人ひとは歌うたなんて歌うたわないさ
笑わらい声ごえ 遠とおくに逃にげて
子供こどもの僕ぼくはさようなら

何度なんども何度なんども過すごした日ひを
いつまでも憶おぼえられるかな
何度なんども何度なんども交かわした体からだはもう
胸むねに秘ひめたまま

木漏こもれ日びがラムネの玉たまが
固かたく乾かわいた空あき地ちの本ほんが
叫さけび声ごえ 遠とおくで逃にげて
子供こどもの僕ぼくはさようなら

何度なんども何度なんども繋つないだ手てが
いつまでも輝かがやけばいいな
何度なんども何度なんども交かわした言葉ことばはもう
風かぜに消きえたまま

決けっしてもう二度にどと戻もどらぬ日ひが
いつまでも輝かがやけばいいな
何度なんども何度なんども見上みあげた背中せなかはもう
前まえを向むいたまま
前まえを 前まえを向むいたまま