シャツ越ごしの体温たいおん 熱あつい気配けはい
肩かたにもたれて待まち侘わびてるの

不釣合ふつりあいだって 分わかってるの
恨うらめしい朝あさは今日きょうも眩まぶしくて

永遠えいえんと思おもえる時ときを感触かんしょくだけでも良いいの
せめて今いまだけ感かんじさせて

ハイウェイ飛とび越こえていく朝焼あさやけは
虚うつろな私わたしの気持きもちと まるで正反対せいはんたい
滲にじんで過すぎていく海岸線かいがんせんに
溜息置ためいきおいて行いくわ
よろめくように夜よるは始はじまるの

背伸せのびして纏まとった 甘あまい香かおり
滑すべらす指ゆびに光ひかる誰だれかとの誓ちかい

私わたしだけ見みてる その瞳ひとみに
映うつさないでいて他ほかに誰だれも

永遠えいえんではないこの時ときを 絵空事えそらごとでも良いいの
せめて今いまだけ忘わすれさせて

スカイライン追おいかけていく夕暮ゆうぐれは
絡からまる私わたしの心こころ 解ほどいてくれるの
微かすかに頬ほほを撫なでる潮風しおかぜに
溜息乗ためいきのせて行いくわ
なだめるように夜よるは始はじまるの

ハイウェイ飛とび越こえていく朝焼あさやけは
虚うつろな私わたしの気持きもちとまるで正反対せいはんたい

滲にじんで過すぎていく海岸線かいがんせんに溜息置ためいきおいて行いくわ
よろめくように夜よるは始はじまるの