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よみがな
ぼくはこのつみはんして
きみははじめてぼくいた
ぬくもりのそのさきかすんでく笑顔えがお

酸素さんそけたこころ
“もうきみはこのにいない”

春一番はるいちばんまちけた
あの夕暮ゆうぐれにぼくった
こころにもないなみだながれて
けばこのした

ぼくよごれたなに出来できるの?
きみつめたいにぎって
わすれられぬぬくもりさくら
まないかぜ

こころにもないなみだあふれて
いくらいてもぬぐいきれなくて
よごれたなみだながながれて
“つぎのなみだ奇麗きれいだといいな”

あわひかり 透明とうめいみず つちにお
いつだって此処ここればきみつつんでくれるがした

あるぼくきみあるまち
あのさくらしたって
きみへのおもいは此処ここながって
ぼくはひとりある

春一番はるいちばんこころ けた
あの夕暮ゆうぐれをますように
きみとのなみだはもうかわききった
ぼくはひとりあるすんだ