東ひがしの空そらの彼方かなたの手前てまえで
休やすみたい 眠ねむりたい 届とどかない

赤あかい信号しんごう 車くるまの光ひかりは
きらきらさらさら 私わたしを置おいてく

寄より添そういびつな影かげは 見みなくてすむ
涼すずしい風かぜに揺ゆれて そろり離はなればなれ

とにかく会あわなきゃ はっきりしない
もう少すこし ひとりで歩あるいてみたいけど

想像そうぞうするの 楽たのしい気分きぶんで
明あけない夜よるがいい きれいな紫むらさき

やわらいだ蒸むし暑あつさに にじんだのは
君きみのにおい涙なみだ 一緒いっしょに笑わらいたい

とにかく会あわなきゃ はっきりしない
本当ほんとうは 困こまらせたいんじゃないのに

欠かけているように見みえるね
沈しずんでく月つきは 隠かくしてるだけなの
もっともっと 見みせてほしいのに

とにかく会あわなきゃ はっきりしない
もう少すこし ひとりで歩あるいてみたいけど

誰だれかの足音あしおと 聞きこえたような気きがして
白しらんでゆく空そら 立たち止どまる

東ひがしの空そらの彼方かなたの手前てまえで