- 文字サイズ
- よみがな
改札口通かいさつぐちとおらずに
他愛たあいない話はなし
いつもみたいに明日あしたも
会あえる気きがするよ
キャリーケース握にぎった手て
そっと離はなしたら
強つよく抱だきしめてくれた
溢あふれそうな涙なみだ
二人ふたりずっと 同おなじ夢目指ゆめめざしてた
何度なんどその手て 差さし伸のべてくれただろう
君きみの背中せなか 見送みおくるまでは
頬ほほをあげて手てを振ふるよ
少すこしだけ 心細こころぼそくて
にじんでく夕日ゆうひ
君きみの瞳ひとみ 教おしえてくれた
突つき刺さすような眼差まなざしで
離はなれても闘たたかえる日ひが
必かならずやって来くると
「行いって来くる」とつぶやいて
そっと顔かおあげた
小声こごえだけど痛いたいほど
響ひびいてきたんだ
そよぐ風かぜが 君きみをさらってゆくようで
独ひとりきりで 風かぜが冷つめたくなってく
君きみを乗のせて 行いってしまうの
速度そくどあげて遠とおくなる
窓越まどごしに聞きこえてくるよ
君きみのさよならが
震ふるえながら 精せいいっぱい
笑顔えがおで手てを振ふったあと
肩越かたごしにほのかに濡ぬれた
君きみの跡あとに気きづくの
そよぐ風かぜが 君きみをさらってゆくようで
独ひとりきりで 風かぜが冷つめたくなってく
君きみを乗のせて 行いってしまうの
速度そくどあげて遠とおくなる
窓越まどごしに聞きこえてくるよ
君きみのさよならが
君きみを乗のせた 電車でんしゃはもうすぐ
見みえなくなってしまうよ
この胸むねに残のこった君きみの
温ぬくもりは忘わすれない
他愛たあいない話はなし
いつもみたいに明日あしたも
会あえる気きがするよ
キャリーケース握にぎった手て
そっと離はなしたら
強つよく抱だきしめてくれた
溢あふれそうな涙なみだ
二人ふたりずっと 同おなじ夢目指ゆめめざしてた
何度なんどその手て 差さし伸のべてくれただろう
君きみの背中せなか 見送みおくるまでは
頬ほほをあげて手てを振ふるよ
少すこしだけ 心細こころぼそくて
にじんでく夕日ゆうひ
君きみの瞳ひとみ 教おしえてくれた
突つき刺さすような眼差まなざしで
離はなれても闘たたかえる日ひが
必かならずやって来くると
「行いって来くる」とつぶやいて
そっと顔かおあげた
小声こごえだけど痛いたいほど
響ひびいてきたんだ
そよぐ風かぜが 君きみをさらってゆくようで
独ひとりきりで 風かぜが冷つめたくなってく
君きみを乗のせて 行いってしまうの
速度そくどあげて遠とおくなる
窓越まどごしに聞きこえてくるよ
君きみのさよならが
震ふるえながら 精せいいっぱい
笑顔えがおで手てを振ふったあと
肩越かたごしにほのかに濡ぬれた
君きみの跡あとに気きづくの
そよぐ風かぜが 君きみをさらってゆくようで
独ひとりきりで 風かぜが冷つめたくなってく
君きみを乗のせて 行いってしまうの
速度そくどあげて遠とおくなる
窓越まどごしに聞きこえてくるよ
君きみのさよならが
君きみを乗のせた 電車でんしゃはもうすぐ
見みえなくなってしまうよ
この胸むねに残のこった君きみの
温ぬくもりは忘わすれない