もう恋こいなんてしないと あの日誓ひちかった想おもいが
君きみの前まえでは容易たやすく 消きえ去さってしまいそうで
君きみからすれば友達ともだち 今いままでならばそれでいい
だけどそれなのにどうして? 切せつなくなるのはどうして?

ひらり ひらり 舞まう桜花おうか うつくしき月夜つきよに照てらされ
花はなよりもなほ輝かがやくひと 恋心呼こいごころよび覚さます

サクラサクラ 咲さき乱みだれて 儚はかなく散ちりゆくとしても
恋こいした人ひとが君きみで良よかった
今いまはただ そっと見みつめて チョット笑わらい合あえるだけで
心こころは愛いとしさで溢あふれてく

叶かなうことは無ない 恋こいだと諦あきらめきれない程ほどに積つもる花はなびら
ひとつひとつが僕ぼくの想おもいで ひとつひとつが君きみとの思おもい出で

ふわり ふわり 舞まう桜花おうか 見上みあげてた君きみにみとれてた
振ふり返かえる君愛きみいとしすぎて 恋心苦こいごころくるしくて

サクラサクラ 咲さき乱みだれて 儚はかなく散ちりゆくとしても
恋こいした気持きもち押おさえ切きれない
その声こえを もっと聞ききたい ずっと朝あさ、昼ひる、夜よるも
心こころは欲張よくばりに変かわってく

くだらない会話繰かいわくり返かえした どんな時ときも笑わらってくれてた
君きみと見上みあげた名なも無なき桜さくら 僕ぼくの胸むねの奥おくにまで咲さいた
僕ぼくが君きみの1番ばんじゃなくて 僕ぼくが君きみの特別とくべつじゃなくても
気付きづけば誰だれより想おもってたよ 君きみを想おもってた

サクラサクラ 咲さき乱みだれて 儚はかなく散ちりゆくとしても
恋こいした人ひとが君きみで良よかった
友達ともだちじゃ きっと居いられないって 解わかり切きってても
想おもいを 今君いまきみに伝つたえたい
誰だれより 今君いまきみを想おもってる