二人ふたりが会あえるのは 限かぎられたわずかな場所ばしょでだけ…
欠かけていく月つきもひとりぼっち 向むき合あえる日ひをただ待まってる

耳元みみもとにある声こえは ホントはすごく遠とおくて…
いつもはもっと強つよい娘こでいられるはずなのに
「がんばれ、がんばろう」って星空ほしぞらを見みつめ
自分じぶんに言いい聞きかせた

あなたの何気なにげない言葉ことばに包つつまれ
それだけで幸しあわせな日ひもあるんだよ
名前なまえを呼よぶのもぎこちなくなるほど
あなたの事ことをずっと想おもってるの

二人ふたりを繋つないでるのは 忘わすれてゆくだけの出来事できごと
二手ふたてに分わかれてるこの道みちを できるだけ見みえないフリしてた

すぐそばにある横顔よこがおは 私わたしを見みていなくって…
軽かるく触ふれた手ての衝撃しょうげきは 紛まぎれもないあなたへの気持きもち
そんな日ひは暗闇くらやみすら優やさしくしてくれるから
…涙なみだが溢あふれた

あなたの想おもう人ひとが見みえ隠かくれ
それだけで すごく胸むねが苦くるしくなるんだよ
愛あいされたい自分じぶんを夢中むちゅうで隠かくすほど
あなたの事ことで胸むねがいっぱいなの

そばにいれるだけで 私わたしはすごく嬉うれしいから
愚痴ぐちだっていいよ 私わたしだけに聞きかせて
答こたえのない日々ひびに 一ひとつだけ確たしかな事ことは
あなたへと募つのる想おもい

あなたの何気なにげない言葉ことばに包つつまれ
それだけで幸しあわせな日ひもあるんだよ
その背中せなかを目めで追おうそれだけでいいと
自分じぶんに嘘うそをついては

あなたの想おもう人ひとが見みえ隠かくれ
それだけで すごく胸むねが苦くるしくなるんだよ
愛あいされたい自分じぶんを夢中むちゅうで隠かくすほど
あなたの事ことで胸むねがいっぱいだよ