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最後さいごえてよかった」 あなたやさしすぎるのね
かなしいうそをつけばいいのに つらい言葉ことばせた
えきにはひとりでくよ かぎ部屋へやいたまま
いつもそのはなせなかった もうあまえられない

こいもはじまりがあれば わりがあるとっていたけど
あめしてしまうのかな すべてを
ひらり ひらり ゆめてた はるいとしくて

サヨナラわすれられないひと おもにできない こころつよくふるえて
あなたにつたえられるのかな このこいわりを
わたしは いま いてる 「あいしてる」

ふたりではじめてった かぜまれたあのみち
すこさむくてかたせたね ほそゆびいてくれた
笑顔えがおわれるのなら しあわせな結末けつまつでしょう
ふたりかさねた時間ときまるの もうもどれはしない

無垢むく子供こどもみたいにただ ときめきだけにじゃれていたね
いつか大人おとなになったこと づいて
ゆらり ゆらり おもえる はるかなしくて

サヨナラわすれられないひと もううこともない こえそらえてく
わたしはしんじられるのかな このこいこうを
あなたを いま みつめた 「あいしてた」

サヨナラわすれられないひと あなたのいない日々ひび はるをひとりきるの
あなたにつたえられるのかな このこいの“それから”を
わたしは いま えるよ 「あいしてた」