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さよならとつぶやいたあの一日前いちにちまえのフォト
いつもとわらないあの笑顔えがおは もう二度にどれない
おも出振でふかえるだけでこみげてくるおも
右手みぎてにもっていたこの一枚いちまいなみだにじんでいた

意地いじりなぼくのこの性格せいかく
今直いまなおそうとしても
きみがいなけりゃ意味いみがないんだ
こころのすべてがもう空白くうはく

こころのアルバムにしまいめないよ
だれよりおもっているから
たとえきみわすれようとほどけないこのおも
かなしいことや つらいことがあったら
ここにもどっていいのかな?
写真しゃしんころきみっていてくれるかな?

時間じかんながれても ここにまったままで
放課後呼ほうかごよしてはなしをしよう すべてをつたえたいから

「あれはちがうんだ 本音ほんねじゃないんだ」
わけのようにぼく
「あのもどることは出来できない」
あふれそうななみだをこらえてるきみ

きみのアルバムにぼくはいなかった
こころがしめつけられて
あの時僕ときぼく素直すなおならばこうはならなかったの?
これからさき偶然ぐうぜんあなたとすれちがうことがあっても
もうまえのように わすことすら出来できない

毎日君まいにちきみわすれようとおもっていたよ
だけどいまでもきみぬくもりをおぼえてる

こころのアルバムにしまいめないよ
だれよりおもっているから
もうしつこいとわれようがわらぬこのおも
わすることそんなのぼくには出来できるはずがないから
いつかまた二人ふたりれるとねがいしまいんだ

きみとのフォトグラフを