夕方読ゆうがたよんだ で頭あたまに膜まくが張はってるの
すり足あしで歩あるくロボットが窓まどの外そとを横切よこぎる

笑わらい合あいじゃれ合あう大人おとなは
深海しんかいの味あじミイラのにおいで騙だまされている

無邪気むじゃきに笑わらう人形にんぎょうにはもう見みたいものは無なくて
膜まくの張はった頭あたまが湯煎ゆせんされて

駆かり立たてられて走はしる子供こども
深海しんかいの味あじミイラのにおいで騙だまされている

恋こいの味あじと愛あいの力ちから、固かたい絆きずな、嘘うそはキライなんて なんて
ああ ああ ああ ああ
今今今いまいまいま 何なにを聞きいたのか
今今今いまいまいま 何なにを知しったのか

夕方読ゆうがたよんだ で頭あたまに膜まくが張はってるの