- 文字サイズ
- よみがな
花咲はなさく卯月うづきは 誰だれの気持きもちもそぞろ
恋こいの予感よかんに柳やなぎが揺ゆれる
過すぎ行ゆく季節きせつを 惜おしみほころぶ桜さくら
もののあはれと袂たもとが濡ぬれる
時間じかんは徒いたずらだと 思おもいに耽ふける人ひとよ
刹那せつなに歓よろこびを 感かんじ取とってくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくららんまん
星降ほしふる皐月さつきは 夢見心地ゆめみごこちにおぼろ
凪ないだ水面みなもに羽虫はむしがそよぐ
行いき来くる月日つきひを 妙みょうに彩いろどる木立こだち
野辺のべの千鳥ちどりもをかしと歌うたう
世間せけんは偽いつわりだと 煩わずらい悩なやむ人ひとよ
心こころに美うつくしさを 抱だいていてくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくらまんえん
今宵こよいお花見はなみするわいな
花はなとしっぽりするわいな
今宵こよいお月見つきみするわいな
月つきとかっぽれするわいな
風吹かぜふく弥生やよいは 街まちもしとどにおどろ
忍しのぶ逢瀬おうせが霞かすみに煙けむる
立たち去さる気配けはいを そっと匂におわす褥しとね
夢ゆめは幽玄辿ゆうげんたどれば消きえる
この世よは幻まぼろしだと 悲嘆ひたんに暮くれる人ひとよ
生命いのちの永遠えいえんを 思おもい出だしてくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくららんまん
恋こいの予感よかんに柳やなぎが揺ゆれる
過すぎ行ゆく季節きせつを 惜おしみほころぶ桜さくら
もののあはれと袂たもとが濡ぬれる
時間じかんは徒いたずらだと 思おもいに耽ふける人ひとよ
刹那せつなに歓よろこびを 感かんじ取とってくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくららんまん
星降ほしふる皐月さつきは 夢見心地ゆめみごこちにおぼろ
凪ないだ水面みなもに羽虫はむしがそよぐ
行いき来くる月日つきひを 妙みょうに彩いろどる木立こだち
野辺のべの千鳥ちどりもをかしと歌うたう
世間せけんは偽いつわりだと 煩わずらい悩なやむ人ひとよ
心こころに美うつくしさを 抱だいていてくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくらまんえん
今宵こよいお花見はなみするわいな
花はなとしっぽりするわいな
今宵こよいお月見つきみするわいな
月つきとかっぽれするわいな
風吹かぜふく弥生やよいは 街まちもしとどにおどろ
忍しのぶ逢瀬おうせが霞かすみに煙けむる
立たち去さる気配けはいを そっと匂におわす褥しとね
夢ゆめは幽玄辿ゆうげんたどれば消きえる
この世よは幻まぼろしだと 悲嘆ひたんに暮くれる人ひとよ
生命いのちの永遠えいえんを 思おもい出だしてくれ
悲かなしみは 何なんではかればいいんだろ
幸しあわせは 誰だれがはこんでくるんだろ
はらはら散ちりぬる桜爛漫さくららんまん