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いてない いてないから
偶然ぐうぜんにも ぼくはこんな場所ばしょにいたよ
つたえたい こえ無限むげんちから
それが ただひと
いま 出来できこと

ふとまって 景色けしき
モノクロにうつった
自分じぶん自分じぶん見失みうしなって
たまらなくむなしいよ

まるで 見計みはからうように
電話でんわ ひびいた
きみが いつものように
うだけで 気付きづかされるよ
ぼくぼく

いてない いてないから
偶然ぐうぜんにも ぼくはこんな場所ばしょにいたよ
つたえたい こえ無限むげんちから
それが ただひと
いま 出来できこと

足早あしばやぎる ひとなみ
こわくてくるしいよ
自信じしんもなければ 素直すなおでもない
ただの弱虫よわむしだから

一緒いっしょゆめたくて
おな傷背負きずせおった
きみつながったとき
もう一度いちどまた 気付きづかされるよ
ぼくぼく

きしめて きしめていて
まぎれもなく ぼくはこんな場所ばしょにいるよ
このこえ一人ひとりでも すくえるのならば
まれてきた意味いみ
すこしあるかな