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しずかないけ ひくいトンボ れるまえかぜすべ
ざわめくみず 飛沫しぶきかう今夜こんや ささにお

夏祭なつまつりの あかそらは ぬれたかみ砂利じゃりらす

あの風船ふうせんはあのこころ
やまになったハッカはぼくらのこころ
いきはずませ石段いしだんのぼ
こけむしたひかり場所ばしょ

そうさ、未来みらいそらへと沿うように
何千年なんぜんねんよるある
あのすこえた入道雲にゅうどうぐも
こころおくかぜとど

あせをかいてる タライにうつつき
ラムネとれてる フワワ

神輿みこしをこえ やぐら見上みあ人々ひとびといのりをおよ

天照あまてらせ かぜなか 睡蓮すいれんわら
天照あまてらせ ほしたちよ きみよゆけ かれのように
そら ひろひろひろ場所ばしょで すべてをつなわくいと
れをみせ まわれるまで おどろう かみ

ゆめ夏間なつま

また、未来みらいそらへと沿うように
何千年なんぜんねんよるある
あのつめたくなった入道雲にゅうどうぐも
なつわりへとるように

あせかわいた 浴衣ゆかたみるつき
まちへとかたむく フワワ