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ぼくつかったものと ぼくとどかなかったもの
くらべていつもまっては のひらをずっと見続みつづけた

だれかの笑顔えがおをたくさんたよ 無関心むかんしんかおもたくさんたよ
きずつくたびにつよくなって やさしさをってよわくなった

よごれたこのうみなか きれいだとおもんだ
それでもあたらしい場所ばしょをまだ もっともっと かんじてみたいんだ

夜明よあけがすぐそこにあるけれど なみだでまだなにえない
ぼく世界せかいぼく似合にあ世界せかいが ひとつになれればいいな

わりたいとつよのぞむのなら それ以外いがいなにもいらない
かえらずまえいたそのさきまれわるためのあさ
のぼ

かたちのないものをもとめたら くるしくなるほどにもとめたら
ばしきったぼく指先ゆびさきが かすかにれた きらめき

とどかぬほしながめて どうせなんて つぶやいてた
それでも あるつづけた ぼくは もっともっと さきりたいんだ

きずついたカラダそむけて のにじむあしして
なけなしの希望きぼうえそうなひかりわけせずすすもう

このみちさきなにがあるか 約束やくそくなどなにもないけど
かえらずまえいたそのさきまれわるためのあさ
のぼ

夜明よあけがすぐそこにあるけれど なみだでまだなにえない
ぼく世界せかいぼく似合にあ世界せかいが ひとつになれればいいな

すこしずつそらわってゆく 暗闇くらやみしずまちらす
ぼく目指めざ場所ばしょだれらないから わけせずすすむよ

わりたいとつよのぞむのなら それ以外いがいなにもいらない
かえらずまえいたそのさきまれわるためのあさ
のぼ