オレンジの雲くも 揺ゆれる景色けしきの向むこう 途切とぎれた
曇くもった窓まど 世界せかいがぼやけて映うつった
音おとのない川かわ 輝かがやき 孤独こどくに流ながれてた
グリーンの河原かわらを 君きみと歩あるいた遠とおい日ひ

帰かえり道みち ふたり青あおい電車でんしゃ 夕焼ゆうやけ見みつめて
ただそれだけで 私わたしうれしかった

愛あいのうた 嫌きらいになったのは
君きみが描えがいてる誰だれかにはなれないから
外はずしたイヤフォン 聞きき慣なれたはずの君きみの歌うた
私わたしじゃない 誰だれかへのラブソング

セピアに燃もえるステージ 涙なみだでにじんでる
気きづけば 君きみの曲きょくを口くちずさんでしまうんだよ

もし記憶きおくを全部真ぜんぶまっ白しろく消けして もう一度出会いちどであっても
それでも君きみを好すきになったの、きっと

愛あいのうた 嫌きらいになったのは
君きみが描えがいてる誰だれかにはなれないから
夜明よあけのラジオ こぼれる君きみの優やさしいメロディー
私わたしじゃない 誰だれかへのラブソング

愛あいを信しんじられずに 自分じぶんを守まもってた君きみに
優やさしいうた 温ぬくもり 教おしえてくれたのは誰だれなの?
私わたしはひとりぼっち

愛あいのうた 嫌きらいになったのは
君きみが描えがいてる誰だれかにはなれないから
外はずしたイヤフォン こぼれる君きみの優やさしいメロディー
私わたしじゃない 誰だれかへのラブソング

オレンジの雲くも 漂ただようブルーラブソング