ありがとう人生じんせい
重かさねた時間ときが気きづかせてくれた
ひとりの夜よるも 嵐あらしの朝あさも
私わたしらしくあればいい

光ひかりの中なか 埃舞ほこりまう教室きょうしつ
窓まどの外そとグラウンド少年しょうねんたち
気きづいてほしくて でも気きづかれたくなくて
あれが初恋はつこいだったのかな

ありがとう人生じんせい
届とどかなかった夢ゆめを うらまない
誰だれかの幸しあわせ 見上みあげるより
私わたしらしくあればいい

シーツを干ほすママを探さがす幼子おさなご
一息ひといきに吹ふき消けしたローソクのあと
家族かぞくの記念日きねんび プレゼントはガラス玉だま
いつかダイヤに変かわるのかな

ありがとう人生じんせい
裏切うらぎられたり 踏ふみつけられたり
でもいいの もう大丈夫だいじょうぶ
私わたしらしくあればいい

煙突えんとつから 立たち上あがる魂かたまり
大事だいじなこと もっと伝つたえれば良よかった
たくさんのごめんね そして大好だいすきよ
いつか会あいにゆく父母ちちははのもと

ありがとう人生じんせい
去さって行いった人ひともいたけれど
おまじないの 言葉ことばつぶやく
私わたしらしくあればいい

ありがとう人生じんせい
この先さきも私わたしらしく
ずっと ずっと・・・