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引力いんりょくとどかぬまま ちゅうかぶ
いくつものひかりうずまれてく

はる日差ひざしにひそ会話かいわ平行線へいこうせん
ぼくこころせま三原色さんげんしょくのまぼろし

あさもやにざる しろひかりはぐるぐるグルグルまわちこめる可視光線かしこうせん

キリちこめる大草原だいそうげんに ぽつんとかれたコマになって
くるあさって とどひかりおび
くだるいっさいの絶望ぜつぼう朝霧乱あさぎりみだんだ瞬間しゅんかん
ぼくまして あたまひび

アークが航路描こうろえがくカーブ ちゅうかぶ
うすくもおおわれて ちょっとえそうでえないところにせま
ちからはまたちぼうけ ぐるグルまわさか可視光線かしこうせん

キリちこめる大草原だいそうげんに ぽつんとかれたコマになって
くるあさって とどひかりおび
はじべいっさいの絶望ぜつぼう希望きぼうによくいのりさえも
ぼくはなして カナタにひび

とっくにわすれた 過去かこ記憶きおく
ぼくこころかくれてたまぼろし

あさもやれて しろひかりはるかカナタ真空しんくうえる そそ可視光線かしこうせん

キリかべのない光景こうけいに ぽかんとくちけた瞬間しゅんかん
ぼく体全部包からだぜんぶつつひかりうず
くだるいっさいの絶望ぜつぼう朝霧あさぎりとともにそらって
ぼくまして すすとお場所ばしょ
とどひかりおび