今日きょうも夜よるが日ひ付づけを越こえる
あなたを想おもって時ときが行ゆく

似に合あうねと言いってくれた服ふく
きれいなはずの鏡かがみの中なか私わたしは
みすぼらしいのに
気き付づかぬ夜よ空ぞらはそう美うつくしい

私わたしの身みになってみて 心こころになってみて
どれほどに愛あいしてるか あなたは気きづくわ
私わたしとして生いきてみて 一いち日にち生いきてみて
感かんじてみて この想おもいを 後こう悔かいはしたくないの

すべて投なげ出だせば楽らくになるけど
大おお声ごえあげて泣ないて 叫さけべたならばいいけれど

聞きいてくれる人ひとなんていない燃もえてくロウソクのよう
想おもいはもう溶とけ尽つきそうなのに 気き付づかぬ夜よ空ぞらはそう 美うつくしい

私わたしの身みになってみて 心こころになってみて
どれほどに愛あいしてるか あなたは気きづくわ
私わたしとして生いきてみて 一いち日にち生いきてみて
感かんじてみて この想おもいを 後こう悔かいはしたくないの

あなたのように街まちに出でて 楽たのしんで 悲かなしみを忘わすれたいのよ
でも私わたしはそうしないだけ

私わたしの身みになってみて 心こころになってみて
どれほどに愛あいしてるか あなたは気きづくわ
私わたしとして生いきてみて 一いち日にち生いきてみて
感かんじてみて この想おもいを 後こう悔かいはしたくないの

私わたしになってみたら 心こころをとりかえたら
感かんじてみて この想おもい 後こう悔かいはしたくないの