達磨だるまさんが転ころんだ
面めん壁ぺき九く年ねんどっこいしょ
仏ぶっ法ぽう僧そうが鳴ないちっち
三さん宝ぽう唱となえあをによし
鎮ちん守しゅの杜もりの紫陽花あじさいは
夕ゆうべの雨あめとてんてまり

春しゅん夏か秋しゅう冬とう
天てん然ねん美うるわし

ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに
ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに

鹿しし威おどしが滑すべった
諸しょ行ぎょうは無む常じょうとんからり
利り休きゅうさんが茶さのさっさ
一いち期ごは一いち会えうつせみの
蛙かわず飛とびこむ水みずの音おと
昔むかしも今いまもいとをかし

幽ゆう玄げん俳はい諧かい
侘わび寂さび芳かんばし

ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに
ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに

表ひょう徴ちょうの帝てい国こく

表ひょう徴ちょうの帝てい国こく

観音かんのん様さまが笑わらった
善ぜん男なん善ぜん女にょこちゃこちゃえ
袖そで振ふり合あうも前ぜん世せの
縁えにしと思おもえさざれいし
彼ひ岸がんが来くればのし紙がみに
三みつ指ゆびついてあきづしま

謙けん譲じょう婉えん曲きょく
礼れい節せつ尊とうとし

ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに
ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに

ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに
ここは 日ひの本ほん
ここは 日ひの国くに