燃もえるように赤あかく染そまる空そら
君きみと歩あるく駅えきからの道みちで
夏なつの風かぜが少すこし切せつなくて
その手てをぎゅっと握にぎりしめた

信しん号ごうが赤あかに変かわったから
歩ほ道どう橋きょうから夕ゆう陽ひ 見みて帰かえろう

ずっと抱かかえてた 不ふ安あんや寂さびしさ
嘘うそのように消きえていく ただ君きみがいるだけで

もうずいぶん日ひが暮くれて来きたね
見み下おろしてる車しゃ道どうに増ふえてく
ヘッドライト流ながれ星ぼしみたい
君きみと見みればこんな綺き麗れいで

夏なつが終おわり秋あき冬ふゆも春はるも
君きみの隣となりにいたい そう願ねがった

君きみが笑わらう度たび 心こころは満みたされ
守まもりたい こんなにも大たい切せつで 愛いとしくて

もう帰かえろうかと 君きみが言いう そうだね
手てをつなぎ 歩あるいてく ただそれが幸しあわせで