文字サイズ
よみがな
きにれれば
うつにもなるわ

やみなかまれる
こい夜露よつゆえる はかなく

なにらないころもどれたのなら
もう一度いちどあのひとめぐえる

つきひかりびながら 素肌すはだがはじくためいき
にじむあらわなねが
見知みしらぬゆびえながら おもすのはくるおしいままに
えた面影おもかげ

わすれたまど
んだ記憶きおく

夜風よかぜ過去かこがまぎれる
なつかしいニオイさえも いまさら

かえりたい衝動しょうどうとたたかいながら
わらせたはずだった いつかのこい

つきひかりれながら はだかつむぐささやきは
かれおなじセリフ
まよいをらぬこしつきにくだけてったかなしみを
またひろあつめる

なにらないころもどれたのなら
もう一度いちどあの場所ばしょめぐえる

つきひかりびながら 素肌すはだがはじくためいき
にじむあらわなねが
見知みしらぬゆびえながら おもすのはくるおしいままに
えた面影おもかげ