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よみがな
わたしをうつした
綺麗きれいひとみ
むねおくひろがる
無常むじょう夜空よぞら

つき玉座ぎょくざ ほし供物くもつ
ありとあらゆる日々ひび
りるとばりうえ きらめくよう

記憶きおくいとりながら
わすぬ ぬくもりに
最後さいごこいのやさしさに
こころれずに
いつまでもゆめるでしょう

わたしの
いとしいささや
みみおく渦巻うずま
無窮むきゅううみとす

なみひびあわ音色ねいろ
こののすべてのうた
かなでたとしても
がるよう

真珠母しんじゅぼはこ じこめた
なみだねむにじ
最後さいごこいかなしさに
こころれても
朝露あさつゆまれわれる

こいわりをればこそ
なみだこおやみ
最後さいごこいりながら
きみきしめて
いつまでもとどまるでしょう

なにひとつ
色褪いろあせはしないのだから