いつもの帰かえり道みちふと空そらを見上みあげた
少すこし重おもいカバン右手みぎてにぶら下さげて
雨上あめあがりの青空あおぞら…

無難ぶなんに敷しかれたレール ずっと歩あるいてみた
何なにがゴールかなんて考かんがえもしなかった
そんな自分じぶんでも嫌きらいにはなれないとわかった

空そらは泣なけるほど大おおきくて 蒼あおさを誇ほこってる
ちっぽけな事ことなんて霞かすんで行いくくらいに
大丈夫だいじょうぶ きっと大丈夫だいじょうぶ ただ溢あふれてくる想おもい
風かぜに放はなって 家路いえじを急いそいだ

昔むかしに比くらべたら空そらを見上みあげること
忙いそがしさのせいかな ほとんどなくなってた
こんなにも深ふかい青空あおぞら…

ため息いきばかりしてたら 幸しあわせが逃にげるって
一昨日友達おとといともだちの誰だれかが言いってたっけ
そんな自分じぶんじゃ好すきになんてなれないとわかった

空そらは泣なけるほど優やさしくて 蒼あおさに満みちていて
弱虫よわむしな僕達ぼくたちの心こころを映うつすように
忘わすれてた大事だいじなものを思おもい出ださせるように
足跡あしあとのような 雲くもを追おいかけて

空そらは泣なけるほど大おおきくて 蒼あおさを誇ほこってる
ちっぽけな事ことなんて霞かすんで行いくくらいに
そう誰だれもが一生懸命いっしょうけんめいに毎日まいにちを生いきているよ
例たとえ苦くるしくて悲かなしくて足あしが止とまりそうでも
最後さいごには帰かえるべき場所ばしょが見みつかるから
大丈夫だいじょうぶ きっと大丈夫だいじょうぶ ただ溢あふれてくる想おもい
風かぜに放はなって 家路いえじを急いそいだ