心こころの先々さきざきで何なにを見みつけられるのだろう
見みえる物ものや見みえない物もの 何なんにも無ないと解わかってたんだろう

そうひとり そうひとりなの

汚よごれた顔かおを振ふり上あげては ちゃんとした事ことを言ゆうようになる
生うまれたてのその知識ちしきじゃ 何なんの役やくにもたたないのさ

そうひとり そうひとりなの

見上みあげたその先さきにフクロウ

そして僕ぼくの目めを見みよ 歩あるき始はじめるこの決意けついを
旅立たびだつ人ひとの足跡あしあとで 映うつし出だしてくれ機械きかいの音おと

見上みあげたその先さきには うずくまるその陰かげにフクロウ

そして僕ぼくの目めを見みよ 歩あるき始はじめるこの決意けついを
旅立たびだつ人ひとの足跡あしあとで 映うつし出だしてくれ機械きかいの音おと

思おもい出だして最高さいこうの日ひを 戸惑とまどうような坂道さかみちで
かき消けしてしまう悲かなしい雨あめ
薄うすい傘かさに涙なみだの音おと