文字サイズ
よみがな
あしたえぬよる
かえときかさねた
あぁ はいなが
この灰色はいいろ感情かんじょうにのまれる

カラカラおとてて
ちいさなまわしてる
出口でぐちなどはじめから
おりなかきるだけ

あらがうほどにまた
とがやいば
傷跡きずあとえぐった

わらぬ運命うんめいなら
ねがうことは無益むえきだと
かってる かっているの
それでもまだねがってしまう

やみなかできらめいた
かすかな希望きぼう
すがるようにばした
どうかとどくように

むね穿うがかなしみに
すくんだあし
一歩前いっぽまえすたびに
とてもこわくて

けれどもうこの輪廻りんねから
したいの
夢見ゆめみていたしあわせな
ありふれた日々ひび

終焉おわり近付ちかづ
夜明よあけをってる…