真白まっしろき雲くもが 流ながれる空そらの下した
誰だれかが僕ぼくを 呼よんでる声こえがする
恋こいの唄うたさえ 忘わすれた唇くちびるが
大事だいじな言葉ことばを ふと思おもい出だす

せめて浪漫ろまん もっと浪漫ろまん
昔むかしたしかに 心こころのすみで
揺ゆれてた 陽炎かげろうが
それが浪漫ろまん きっと浪漫ろまん
人ひとの胸むねを ゆすれ浪漫ろまん
心赤こころあかく こがせ浪漫ろまん

旅たびのしるべに 選えらんだ星ほしだけが
今いまもかわらず 僕ぼくを見下みおろす
せめて浪漫ろまん もっと浪漫ろまん
ゆくえ知しれずの 優やさしさに
いつかは会あえると 信しんじ
それが浪漫ろまん きっと浪漫ろまん
人ひとの胸むねを ゆすれ浪漫ろまん
心赤こころあかく こがせ浪漫ろまん

せめて浪漫ろまん もっと浪漫ろまん
すわりこんでた 旅人たびびとが
静しずかに歩あるき出だす
それが浪漫ろまん きっと浪漫ろまん
人ひとの胸むねを ゆすれ浪漫ろまん
心赤こころあかく こがせ浪漫ろまん
人ひとの胸むねを ゆすれ浪漫ろまん
心赤こころあかく こがせ浪漫ろまん