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っていくよ
っていくよ
たとえはねたぬこのおもいも

ときがいるから
そこにいるから
わすれようとすることおぼえたんだ

わすれてはまたかえしている
でもそれ自体じたい おもしている

とき面影おもかげ そこにわれあり
かえらずともずっとここにある
きみいてる ほらわらかお
うたにのせるこえ
わすれたふりだ

いそあるいた
おとものをした
とされて遠回とおまわりと気付きづいた

いていかないで」
ついていきたくはないのに
時計とけいなかんでいるのがただこわかった

ながれてもいわえらんでも
さき無限むげん海原うなばら

とき面影おもかげ そこにわれあり
はしってもおれ距離きょりおれのまんまだ
大地だいちってる
ほら息切いきぎれだ
うたにならぬこえ
つかれたふりでまかせている

とき面影おもかげ そこにわれあり
あとにもさきにもくことはない
いたみにまり
あせりにながまれた
今日きょう

とき面影おもかげ そこにわれあり
かげなるみち ひかりあればこそ
ひかりとともに ほら足跡あしあと
うたあゆこえ
えないふりでときへとすす