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ぼく贅沢ぜいたくえて あせかく農夫のうふになりたい うそです がうそです
かぜけてたおれた木々きぎえだいえてるべきだ うそです それもうそです

何度なんどでも何度なんどでも うそつくよ ひとらしく
つかれても それしかもうないんだ

にわんでいたせみて いつか一人ひとりになるとった 本当ほんとうです 本当ほんとうです
そのときにはどうかかなしみがぼくのこっていませんように だけどさ だけどさ

何度なんどでも何度なんどでも うそつくよ ひとらしく
つかれても それしかもうないんだ

それは蜃気楼しんきろう ぼくよるふね かびえる蜃気楼しんきろう こえてる悲鳴ひめい
こころはがんじがらめ 本音ほんねうそなか ゆらゆらゆらゆらゆらゆら ただようだけ

ぼく贅沢ぜいたくです だからさ すこしでも余裕よゆうがあるときには わらってさ わらってさ
たまに正直しょうじききみことおもってさ はなすようにするよ 直喩ちょくゆのまま 直喩ちょくゆのまま

何度なんどでも何度なんどでも はなすんだ ぼくらしく
うそでもいい うそでもいいはなし