There is no forgiving you now.
But you are the one for me.

なぜに君きみは帰かえらない
なぜに愛あいは帰かえらない

君きみを嫌きらってしまうには
あまりに理由りゆうがなさすぎる

ゆっくりねじれて行いったから
秒読びょうよみされてる気きもするよ

寂さみしさから始はじまった恋こい
君きみと僕ぼくは似にていた
気きづいていないだろうけど

なぜに君きみは帰かえらない 僕ぼくは走はしり出だせない
なぜに君きみは帰かえらない
開ひらいたままの 傷きずからつらい夜よるが来くる

いつか負まける日ひも来くる
そんなとき君きみがいなけりゃ…

とんでもない女おんなだけれど
ひとりぼっちよりましだよ

夜明よあけは沈黙ちんもくのなかへ
沈しずみかけてる気きもするよ

僕ぼくの視線しせんを吸すい込こんだ
君きみが消きえて行ゆくのを
許ゆるすわけにはいかない

なぜに君きみは帰かえらない なにが愛あいを取とり巻まく
なぜに君きみは帰かえらない
ひとつひとつの 胸むねの痛いたみを連つれて行ゆけ

曖昧あいまいな言葉ことばを探さぐっても
埃ほこりのように積つもる時間じかん
今夜こんやも 今夜こんやも 今夜こんやもうごけない

忘わすれさせない 心こころの路地ろじから駆かけ出だして来くる

なぜに君きみは帰かえらない 僕ぼくは走はしり出だせない
なぜに君きみは帰かえらない
開ひらいたままの 傷きずからつらい夜よるが来くる